ジョニー・ルイス&チャー/ピンク・クラウド

Johnny, Louis & Char/Pink Cloud

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チャー(竹中尚人) Guiters, Vocal   
(ルイズルイス)加部正義 Bass   
ジョニー吉長 Drums   
      
日本屈指のロック・トリオ。普通JL&Cと略されるが、マニアは「ジョニルチャ」と略すらしい^^。

78年8月末の「Char Super Concert with GODIEGO in Summer」(全国24ケ所縦断ツアー)終了後、Char(チャー)が元ザ・ゴールデン・カップスルイズルイス加部(加部正義)と、元イエローのジョニー吉長に声をかけて結成された。
これはツアー最後の武道館コンサートの前に、ミッキー吉野が加部とのバンド結成を進めたことがきっかけのひとつらしい。

78年11月3日の「芸術祭奨励コンサート」でデビューしたが、その後チャーの大麻事件(不起訴)で活動停止に追い込まれた。
芸術祭コンサートのNHK放映時もJL&Cの部分はカットされ、最後に全員で手を振っているところでちょこっと映っているらしい。
また、チャーのアイドル時代の仕事のやり残し(大阪の正月用番組)を2件位JL&Cでやっており、郷ひろみをヴォーカルにビリー・ジョエルの「ストレンジャー」を演奏したり、クラヴィネット・トリオでJL&Cの曲をやったりしたそうだが、これも放送中止になっている。

その後カルメン・マキのサポートを皮切りにチャーが活動を再開し、79年5月頃からJL&Cが再始動し、同年7月日比谷野音でのフリーコンサートで完全復活を遂げる。この演奏は「Free Spirit」としてリリースされ、JL&Cのファースト・アルバムとなった。

JL&Cは3枚のアルバムを発表した後、82年に名前を「ピンク・クラウド」と変更、同バンド名義では10枚のアルバムをリリースする。80年代後半に入ると活動が停滞し、各自のソロ活動が目立ち始める。94年の「the period」と「BOOTLEG」を最後に解散、95年に締めくくりとしてデビュー時同様日比谷野音のフリーコンサートを収録した「Free Spirit 1994」をリリースした。

ゴダイゴとは上述の「芸術祭奨励コンサート」及び80年10月にロサンゼルス市制200周年を記念して行われたイベント「ストリート・シーン」で共演している。
また、ミッキーは活動停止直前の84〜85年のツアーに金子マリと共にゲスト参加している。

ちなみにロック・トリオというと、通常リズム・セクション(ベースとドラム)+ギターかキーボードというのが普通の構成である。
3人であれば「ロック・トリオ」という訳ではない(高崎の定義では^^)ので、ドリカムがあるじゃないかとか、アルフィーはどうしたとか言わないで下さいね。 え?アリス? うーむ。あれは確かにドラムはいるなぁ...。甲斐バンドもそうだなぁ....。 じゃなくて!3人で演奏が成立することが要件なのである。ここでかぐや姫とか海援隊を持ち出す人はいないでしょうね?

Charの活動詳細については、強力なファンサイトである 「TACTFULL WALRUS」、「Mick's Char」及び「Psychedelicions (Blackie's Homepage)」(「STUDIO-G LINK」)を参照のこと。

 

Writer/Editor 高崎勇輝
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