中村 裕介 (なかむら ゆうすけ)
楽器 | Guitars, Vocal。 |
コメント | 横浜を中心に活動するブルース・ギタリスト。 エディ藩と親交が深く、現在のエディの活動をサポートするキー・パーソン。 51年 横浜生。 74年に大学を中退し米軍基地廻りのソウルバンド「チビッコギャング」/「コマンダース」に参加、全国の将校クラブや米軍施設で演奏活動。これが「中村きんたろう& 足柄山EXPRESS」に発展する。
77年テイチクより「中村きんたろう」としてデビュー。テイチク在籍期間中1978年までにアルバム2枚、シングル5枚発表。「メイク・アップ」はフラワー・トラヴェリン・バンドの名曲の日本語カヴァーだった。 78年には他アーティストへの曲提供を始め、79年には水越けいこのサポート・ミュージシャンとしても活動開始。 この頃「中村きんたろう& 足柄山EXPRESS」は崩壊。 81年にテイチクとの契約終了を受けてCM制作プロダクションと「中村裕介」として作家契約、作曲家としてデビュー。 同年夏に丸尾めぐみ(kbd/Ex.クロスウィンド or 東京おとぼけキャッツ)らと「WEEKIDS」を結成、バップレコードと契約して81年11月25日、シングル「FIRE/CLOSE TO ME」でメジャー・デビュー。 82年2月10日、セカンド・シングル「WATER COLOR」、同年5月21日、サード・シングル「WOMAN'S RHAPSODY」、同年8月21日にはファースト・アルバム「WATER COLOR」を発表した他、ライヴ活動も順調にこなし、中村・丸尾のソングライティング・チームは多くのCM音楽や作曲に携わるが、83年9月関西への2度目のツアーを最後に、解散した。 83年10月に中村と丸尾は坂下秀実(pf/Ex.四人囃子)らと共に「R&B Orchestra」を結成する。 87年にはブラック・ヘリテイジ・フェスティヴァルに参加、スタイリスティクス、アル・グリーン、ロバート・クレイ等と競演する。R&B Orchestraは89年に解散する。 90年に「ウォーターカラーエンタープライズ」設立。 94年には「Blues City」を主宰して、横浜・横須賀系アーティストの連携・育成に力を注ぐ。 96年 「WATERCOLOR STUDIO」完成、レーベル「BluesCity Records」を立ち上げる。 97年にはエディ藩が根岸外人墓地について歌った
チャリティー・シングル「丘の上のエンジェル」を
製作した際に演奏を担当した。 99年11月5日に神奈川県民ホールにて行われた地震被災者支援チャリティコンサート「Aid Formosa'99」にF.E.N.を率いて参加、ジョー山中、エディ藩&ストーミー・バンド、ゴダイゴ等と共演した。
2000年に中村祐介&F.E.N.としての2ndアルバム「通氣孔〜Return To OverSoul」をリリース。 また01年6月には「中村裕介音楽生活25周年記念コンサート」を開催。
F.E.N.は01年10月25日のライヴを以って活動を停止(後に別メンバーで活動再開)。
2003年 森鴎外作詞による「横浜市歌」を新たなブルース調メロディに作曲し直し「横浜市歌〜ブルースバージョン」としてCD発売。 他にシングル「Route16」とアルバム「Vox」をリリース、横浜を中心にライブ活動も行っている。 03年から04年にかけて行われたザ・ゴールデンカップスの再結成コンサートにてギターで参加。
04年11月14日には横浜ブリッツのこけら落とし公演での「バック・ベイ・ブルース・セッション」(ミッキー吉野がバンマス)に
も出演した。 曲提供:郷ひろみ、中村雅俊、根津甚八、柳葉敏郎、原田芳雄、岩城滉一、西田敏之、時任三郎、ワイルドワンズ、ボニー・タイラー、松崎しげる、浜田麻里、香坂みゆき、大沢樹生、水越けいこ、アニメ 「無責任艦長タイラー」/「マクロス7」/「ブルーシード」/「シティハンター」/「逮捕しちゃうゾ」/「熱沙の覇王ガンダーラ」他 CM作品: 「ダイナミック!ダイクマ〜♪」/「マスターカード」/JT「CABIN」/JT「キャスターマイルド」/サントリー「樹氷」/「ジップロック」/「東京電力」/「NEC日本電気」/「SECOM」/西武「SHAPE UP」他 ナレーション:いすずジェミニ「街の遊撃手」資生堂「エリクシール」NISSAN「1800SX」他 中村裕介のディスコグラフィーはこちら。 また活動詳細は彼が主宰する「Blues City」のサイトを参照のこと。
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Writer/Editor | 高崎勇輝 |
Special Thanks to | Blues City |
(注)
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