石川 恵樹 (いしかわ けいじ)

楽器 Bass, (Guitar)。
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ベーシスト/ギタリスト。

70年に陳信輝柳田ヒロ、角田ひろと共に「フード・ブレイン」として若松孝二の映画「新宿マッド」のサントラに参加(同年 リリースのアルバム「晩餐」には参加していない)。
71年に宮下文夫を中心とするファーラウトの結成に参加。同バンドは当初ハードロック・バンドだったが、喜多嶋修等との交流により、プログレ色を強め唯一のアルバム「日本人」をリリースする(当時は石川恵と名乗っていた)。
ファーラウトは74年夏のワンステップ・フェスティバルの後解散、石川はクロニクル結成(初めてのライヴは74年11月のLAのライヴハウス「ウイスキー・ア・ゴー・ゴー)に参加、このバンドには後にタリ スマンで活動を共にする発地伸男巳城研二が在籍していた。
クロニクルはアルバム「ライヴ・アット・ウイスキー・ア・ゴー・ゴー」と「今は時のすべて」、シングル「くりかえし」を残して自然消滅した(77年末の時点では既に存在していない)。 同バンドはプログレ色の強いバンドで75年11月のPFM来日ライヴでは前座を務めた。

クロニクル消滅後、80年には石川、発地、巳城の3人にドラムの石井智、ヴォーカル/サックスの木村昇を加え「タリスマン(TALIZMAN)」として活動を開始している(「ウルトラマン80」の主題歌等)。

タリスマンは80年に奈良橋陽子演出・タケカワユキヒデ音楽監督のミュージカル「ヘアー」の演奏を担当、同バンドがコミック「超人ロック」のイメージ・アルバムを製作した際にタケが作曲で、浅野孝巳が演奏で関わっている。
また同時期にタケカワユキヒデのバック・バンドも務めており、ソロ・シングル「ドキ・ドキ・サマーガール」とアルバム「白い街角」を始め、ツアーやTV出演に 参加した。

80年後半以降は作・編曲家としての活動がメインになり、荻野目洋子や酒井法子、アニメ・特撮関係では「美少女戦士セーラームーンSuperS」や「ドラゴンボールZ」、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」等に携わっている。

珍しいところではファーラウトからファー・イースト・ファミリー・バンドに参加した伊藤詳の82年のソロ・アルバム「日出処の天子」に原田裕臣(Dr)、豊田貴志(Violin)、篠原信彦(P)、チェピート(B)、木村昇(Sax, Flute)と共にギターとベースで参加している。

 

Writer/Editor 高崎勇輝
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