The Golden Cups Mark VI

(第五期ゴールデン・カップス MarkVI)

Member Instruments
デイヴ平尾 Vocals
エディ藩 Guitar, Vocals
ミッキー吉野 Keyboards, Vocals
アイ高野 Drums, Vocals
ジョージ柳 Bass,Vocals
   

70年後半にアメリカ人であるケネス伊東が ベトナム戦争の激化により戦略輸送貨物船に乗り込むためカップスを離れ、同年9月からパワーハウス(70年3月解散)のベースだったジョージ柳が加入して第五期ゴールデン・カップス(Mark VI)となった。

このメンバーではアルバム「フィフス・ジェネレーション」を製作している。 ここではミッキー吉野がアレンジや録音に凝ったそうで、テープ編集やサウンド・エフェクトにかなりの時間を費やしたらしい。 その結果、従来のカップスのイメージとは異なるフリーキーなサウンドが出来上がることになった。
従来は日本語オリジナルは他人の作品、アルバムの英語曲は洋楽のカバーが中心だったが、ここではザ・バンドのカヴァー1曲を除き全部英語のオリジナルである。

70年末にメンバーが大麻事件で捕まり、ミッキーはそのままカップスを辞めて71年6月には渡米しバークリー音楽院に入学することになる。ミッキー脱退後71年7月のジョン山崎加入まで半年ほどキーボード不在の時期となるが、これをSTUDIO-GCではMark VIIと位置付けている。

 

Writer/Editor 高崎勇輝
Special Thanks to 「日本ロック紀GS編」黒沢進氏著(シンコー・ミュージック刊)
[日本ロック大系」(白夜書房刊)
「ロック画報07」(BI PRESS刊)
「天使はブルースを歌う」山崎洋子氏著(毎日新聞社刊)
「みんなGSが好きだった」北島一平・中村俊夫両氏著(扶桑社文庫)
ザ・ゴールデン・カップス公式サイト
「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」サン・マー・メン著(小学館刊)
「ザ・ゴールデン・カップスのすべて」和久井光司編(河出書房新社刊)

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