ルーム

Member Instruments Comment
ルイズルイス加部 Guiter   
林恵文 Bass   
ジョン山崎 Keyboards   
区伝栄(A・チョンチャイ) Drums   
マシュー・ザウルスキー Flute  
      
第三期ゴールデン・カップス/Mark IV を脱退したルイズルイス加部林恵文が横浜の音楽仲間と結成したバンド。

ジョン山崎ケネス伊東等と同じアメリカン・スクール(セント・ジョセフ校)の出身で、区伝栄(A・チョンチャイ)はベベズやフラワー・クリエイションで林恵文と活動を共にしていた。

「ザ・ゴールデン・カップスのすべて」(河出書房新社刊) で加部は「辞めたあとで思い出に残っているのは、林恵文なんかとやったルームかな。レコードは出してないし、ライヴやったのもそんなに多くはないけど、主にベース廻りしてた。」と語っている。

ジョン山崎は同じ本のインタビューで「そのバンド(ルーム)の頃は楽しかったね。米軍キャンプの中の、ダンス・パーティーに行くわけなんだけど、僕たちはヒッピーみたいで、向こうはクルーカットの人たち。アメリカのティーンエージャーの、クリーンな感じの人たちが多いからさ、「本牧のギャングたちが来た」みたいな感じで見られちゃって(笑)。その頃の僕らは、すごいトンでる音っていうか、ドロドロのロックみたいなサウンドでしたね(笑)」と語っている。

加部の話にもある様に、このバンドはすぐに崩壊し、加部はフード・ブレインに、ジョン山崎は第六期ゴールデン・カップス MarkVIIIに参加、マシュー・ザウルスキーはエディ藩がカップスと並行してやっていたエディ藩グループ(第三次)に入り、林はカップス解散後にジョン山崎と共にエディ藩グループ(第四次)へ参加する。

 

Writer/Editor 高崎勇輝
Special Thanks to: 「ロック画報07」(BI PRESS刊)
ザ・ゴールデン・カップス公式サイト
「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」サン・マー・メン著(小学館刊)
「ザ・ゴールデン・カップスのすべて」和久井光司編(河出書房新社刊)

(注) 記載内容に誤りがある場合は管理人であるところの高崎勇輝(studio-g@sound.jp)までご連絡下さい。
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