人生は気まぐれ/たったいちどの青春

ザ・ゴールデン・カップス

Release 1971年11月5日 東芝キャピトル CTP-2545/T06-1024
Chart Action なし
Produced by 橋場正敏
Engineered by 森友明
Arranged by ザ・ゴールデン・カップス
Player Cups-Personnel : MarkVIII
デイヴ平尾: Vocal
エディ藩: Guitar
ジョージ柳: Bass, Back Vocal
アイ高野: Drums, Back Vocal
ジョン山崎: Keyboards, Back Vocal
マモル・マヌー: Back Vocal
  
Songs A.人生は気まぐれ/Easy Life
B.たったいちどの青春/Only Love
  
Comments ザ・ゴールデン・カップスの10th(ラスト)シングル。

A面がかまやつひろし、B面が加藤和彦がそれぞれ作曲しており、特にA面はソフト・ロック(またはフォーク)タッチで今までとは毛色の異なる作品となっている。
当時は仕事も減り、バンドとしての存在意義も薄れ始めていたのではないだろうか。
柳ジョージの「敗者復活戦」(小学館)ではこの時期のことを(大麻事件の後の話として)「それでもカップスがなくなったわけじゃない。ほそぼそとつづけていたんだ。もう、ロクな仕事はなかったけどね。(中略)ドサまわり、だね。そんなことやっててもしょうがないって、みんな思っていた。(中略)いちおうメンバーは揃ってたんだけど、熱意なんてどっかへ行っちゃってた。」と語っている。

カップスを脱退していたマモル・マヌーがバック・ヴォーカルで参加している。

71年8月18・20日、9月3日 東芝スタジオAでの録音。

 

Jacket/Liner ジャケットはメンバーの集合写真。ゴミ箱みたいな台車の後ろに並んでいる。
メンバーの髪もボサボサで、レイドバックしていると言えなくもないが、どちらかというとフォーク・シンガーのシングル・ジャケットみたいと言うべきだろう^^。

 

Version 82年に「『THE 復刻盤シリーズ』アナログシングル5枚セット・ゴールデンカップス編」の一部として復刻されている(白レーベル見本盤)。

 

Writer/Editor 高崎勇輝
Special Thanks to 「日本ロック紀GS編」黒沢進氏著。
「ロック画報12」(BI Press刊)

 SG-GC-Jinseihakimagure.jpg (31839 バイト)

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本コラムは非営利の個人である高崎勇輝がレコードの批評を目的として作成したものです((c) 2003 by 高崎勇輝 All rights reserved)。
ここでのジャケット写真掲載については、日本国著作権法第32条(引用)に留意の上この範囲内に収まるものと考えておりますが、もし関係者の方でご 意見がございましたら 高崎までご一方頂ければ幸いです。