モジョ・ワーキング (Got My Mojo Working)

クレジット Preston Foster
収録アルバム/メンバー ザ・ゴールデン・カップス アルバム 第一期ゴールデン・カップス(MarkI)
スーパー・ライヴ・セッション 第二期ゴールデン・カップス(MarkIII)
コメント ブルースの定番曲のひとつで、カップスも1stアルバムとスーパー・セッションの2回に渡りレコードに収めている。
ヴォーカルはデイヴ平尾

ブルースの巨人マディ・ウォーターズ(Muddy Waters)のレパートリー(57年)として知られ、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)からジミー・スミス(Jimmy Smith)まで150とも200とも言われるアーティストにカバーされている。
当時エディ藩を始めとしてメンバーが傾倒していたホワイト・ブルースのバンド「バターフィールド・ブルーズ・バンド」(Butterfield Blues Band」)もその1stアルバムでこれを演奏している。

クレジットはマディ・ウォーターズの本名であるモーガンフィールド(McKinley Morganfield)となっていることがよくあり、カップスのライナーでもそうなっている。しかしこれは実は誤りで本当はプレストン・フォスターが書いたものらしい。

「Mojo」とはヴードゥー教から来ているスラングで、「お守り」に相当する。但しこれは幸運というよりは、セックス・アピールを象徴するものの様で、この曲の歌詞でもそうなっている(「モジョが効いてきた。でもお前にだけは効かないんだ。」)。
映画「オースティン・パワーズ」でもオースティンの精力の源としての「モジョ」が出てくるらしい。

 

その他 「I Got My Mojo Working」と表記される場合もある。   
Writer/Editor 高崎勇輝
Special Thanks to くまさん
STEVE RATさん
「日本ロック紀GS編」黒沢進氏著
「ロック画報12」(BI Press刊)
「ザ・ゴールデン・ボックス」(P-VINE RECORDS)ライナーノーツ

 

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本コラムは非営利の個人である高崎勇輝がレコードの批評を目的として作成したものです((c) 2003 by 高崎勇輝 All rights reserved)。
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